昭和のテレビの思い出|祖父と妹とこたつに入り、ドリフを見ていた頃

昭和と人生後半戦

子どもの頃、習字やそろばんの習い事から帰ると、真っ先に向かう場所がありました。

祖父がいる居間です。

そこにはこたつがあり、妹と一緒に入ってテレビを見ていました。

アニメを見たり、バラエティ番組を見たり。

今になって思えば、何ということもない日常です。

でも、50代になった今、あの頃のことを思い出すと、何ともいえない懐かしさを感じます。

もしかすると、人生で一番幸せだったのは、あの頃だったのかもしれません。

習字とそろばん、そして居間のこたつ

昭和の子どもにとって、習字やそろばんは身近な習い事でした。

私も小学生の頃、習字とそろばんに通っていました。

習い事が終わって家に帰ると、祖父のいる居間へ。

妹と一緒にこたつに入り、テレビを見る。

そんな時間が好きでした。

わが家は祖父母と同居していました。

母は看護師で夜勤もあり、父は自宅で接骨院を営んでいました。

両親が忙しくても、家には祖父母がいる。

当時はそれが当たり前でしたが、今になってみると、ありがたい環境だったと思います。

大好きだった『8時だョ!全員集合』

子どもの頃、特に好きだった番組が『8時だョ!全員集合』です。

ザ・ドリフターズのコントは、とにかく面白かった。

いかりや長介さん、加藤茶さん、志村けんさん、仲本工事さん、高木ブーさん。

今でも名前を聞くだけで、あの頃のテレビの楽しさを思い出します。

難しいことを考えず、ただ笑っていられる。

子どもだった私にとって、ドリフは最高の娯楽でした。

そして、不思議なことに、50代になった今でもドリフが好きです。

昔のコントを見ても、やっぱり笑ってしまいます。

時代が変わっても、面白いものは面白いのだと思います。

テレビを囲むことが、家族の時間だった

昭和のテレビは、今とは少し違う存在でした。

現在はスマートフォンがあれば、好きな動画を好きな時間に見ることができます。

家族が同じ部屋にいても、それぞれ別の画面を見ていることもあります。

一方、私の子ども時代には、居間のテレビを囲む時間がありました。

祖父がいて、妹がいて、こたつがある。

テレビの内容だけでなく、その場所にいること自体が楽しかったのでしょう。

当時は、そんなことを考えたこともありませんでした。

ただ、そこに家族がいることが当たり前だったのです。

懐かしいのは、テレビ番組だけではない

今でもドリフが好きなのは、コントが面白いからです。

でも、それだけではない気もします。

『8時だョ!全員集合』という番組名を聞くと、昭和の家の風景まで思い浮かんできます。

習い事から帰った自分。

居間にいる祖父。

一緒にこたつに入る妹。

そんな何気ない時間です。

大人になると、仕事や家庭のことで忙しくなります。

責任も増え、考えなければならないことも多くなります。

子どもの頃のように、何も心配せずテレビを楽しむ時間は、なかなかありません。

だからこそ、あの頃が懐かしいのでしょう。

あの頃が一番幸せだったのかもしれない

50代になり、これまでの人生を振り返ることが増えました。

もちろん、大人になってからも楽しいことや幸せな出来事はたくさんありました。

それでも、子どもの頃の記憶には、特別な温かさがあります。

祖父と妹とこたつに入り、テレビを見ていた時間。

何か特別なことをしたわけではありません。

ただ、家族がいて、笑っていられた。

幸せというのは、案外そんな何でもない時間の中にあるのかもしれません。

あの頃は、それがずっと続くような気がしていました。

今では戻ることのできない、昭和の思い出です。

皆さんにも、思い出すだけで幸せな気持ちになる、子どもの頃の風景はありますか?

この記事が印象に残ったら、♡を押していただけるとうれしいです。

コメント