私には、懇意にしているボートレースの選手がいます。
コロナ前には、差し入れをしたり、一緒に食事に行ったりすることもありました。
ボートレースは、舟券を買うだけでも楽しめます。
しかし、応援する選手がいると、その楽しさは何倍にもなります。
先日も、その選手が出場したレースで、やってしまいました。
選手との食事は、質問ばかり
一緒に食事に行ったとき、私は質問ばかりしていました。
普段、レースを見ながら疑問に思っていることが、山ほどあったからです。
「ボートの良しあしは、どこまでレースに影響するのか」
「プロペラの調整には、どのくらい時間をかけるのか」
「前付けって、選手からするとどうなのか」
前付けとは、スタート前に内側のコースを取りにいくことです。
ボートレースでは、枠番どおりのコースからスタートするとは限りません。
その駆け引きも、レースの面白さの一つです。
ほかにも、聞いてみたいことはいくらでもありました。
普段は観客席から見ている世界。
その中で実際に戦っている選手に、直接質問できる。
私にとっては、何とも楽しい時間でした。
選手と交流するようになってから、レースを見る目も変わったように思います。
応援する選手が走ると、舟券も変わる
その選手が出場していると、応援に行きます。
そして、舟券を買うときも、自然とその選手が中心になります。
もちろん、毎回当たるわけではありません。
当たることもあれば、外れることもある。
いや、外れることの方が圧倒的に多いかもしれません。
それでも、知っている選手が走るレースには、特別な楽しさがあります。
単に舟券の的中を待つだけではありません。
スタートからゴールまで、その選手の走りを追いかける。
活躍すれば、舟券とは別のうれしさがあります。
懇意の選手が4号艇。1-4-流しで勝負
先日、その選手が4号艇で出場しました。
私は、1号艇を1着、応援している4号艇を2着に固定して、3着を流そうと考えました。
3連単の「1-4-流し」です。
ところが、出走表を見て、少し考えてしまいました。
6号艇の選手がB1級だったのです。
「6号艇は厳しいだろう」
そう判断して、買い目を一つ減らしました。
実際に購入したのは、
1-4-2、1-4-3、1-4-5。
6号艇だけを外したのです。
結果は、まさかの1-4-6
レースの結果は、1-4-6。
応援していた選手は、見事に2着に入ってくれました。
そこまでは予想どおりです。
ところが、3着に入ったのは、私が外した6号艇でした。
しかも、万舟券。
100円の舟券に対して、1万円以上の払戻金がつく高配当です。
最初に考えた1-4-流しのまま買っていれば、的中していました。
わざわざ一つだけ外した買い目が、万舟券になる。
何とも悔しいものです。
「3着は流せ」という格言
こんなとき、思い出す言葉があります。
「3着は流せ」
ボートレースの舟券ファンの間で使われる言い回しです。
1着と2着は予想できても、3着には思わぬ選手が入ることがある。
だから、3着は広く押さえておけという考え方です。
もちろん、流す点数を増やせば購入金額も増えます。
何でも買えばよいというものではありません。
だからこそ、私は6号艇を外したわけです。
しかし、こういうときに限って、その6号艇が来る。
ボートレースは、なかなか思いどおりにいきません。
舟券が外れても、応援は続く
今回、応援していた選手は期待どおり2着に入ってくれました。
舟券が外れたのは、私自身の判断です。
悔しさはあります。
それでも、知っている選手が活躍してくれたことは、素直にうれしい。
ボートレースの魅力は、舟券の的中だけではないと思います。
選手を知ることで、レースの見方が変わる。
応援する選手がいることで、一つひとつのレースが特別になる。
舟券が当たればもちろんうれしい。でも、応援する選手がいるからこそ、外れてもまた見たくなる。
50代になった今も、そんな楽しみがあります。
ただ、次に1-4-流しを買おうと思ったときは、今回のことを思い出すでしょう。
「3着は流せ」
わかっているつもりでも、なかなか実行できないものです。
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