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両親の介護と、息子たちの受験が重なった時期がありました。
仕事もあります。
親のことも考えなければいけません。
そして家に帰れば、受験を控えた子どもたちがいます。
今振り返っても、なかなか大変な時期でした。
そんな頃、わが家で重宝したものの一つが宅配食でした。
ものすごく特別なサービスというわけではありません。
食事が届く。
ただそれだけです。
でも、余裕がないときには、その「ただそれだけ」が本当にありがたかったのです。
介護が始まると、予定通りにいかなくなる
親の介護を経験して感じたのは、自分たちの予定だけでは生活が回らなくなることでした。
親のところへ行く。
必要なものを用意する。
何かあれば対応する。
そこに普段の仕事や家庭の予定があります。
しかも当時は、息子たちの受験とも重なっていました。
受験だからといって、家庭の時間が止まるわけではありません。
介護が始まったからといって、仕事がなくなるわけでもありません。
全部が同時に進んでいきます。
そうなると、一日の中にある小さな余裕が少しずつなくなっていきます。
「今日の食事をどうする」が意外と重い
忙しいときでも、食事は毎日必要です。
「今日、何を食べる?」
普段なら何でもないこの問いが、余裕のない時期には意外と負担になります。
献立を考える。
買い物をする。
用意する。
食べたら片づける。
一つひとつは大したことではありません。
でも、介護や仕事、子どものことが重なると、その一つひとつが積み重なります。
そんなときに宅配食があると、少なくとも食事について考える時間を減らせます。
わが家が宅配食を重宝したのは、豪華だったからでも、料理が嫌いだったからでもありません。
考えなくても食事が一つ用意できる。
そこに価値がありました。
今なら「健康への配慮」も選択肢になる
当時は、とにかく忙しい時期を乗り切ることが大きな目的でした。
でも50代になった今、宅配食を見る基準は少し変わりました。
便利なだけではなく、健康面も気になります。
そこで調べていて見つけたのが「メディミール」です。
管理栄養士と医療専門チームが監修し、カロリーや塩分などに配慮したコースが用意されています。
1食595円からなので、毎日の食事を全部置き換えるのではなく、忙しい日のために用意しておくという使い方も考えられます。
※食事制限や治療中の食事については、自己判断だけで決めず、必要に応じて医師などに相談することも大切です。
宅配食は「料理をしないため」だけではない
以前の私は、宅配食というと、
「料理をする時間がない人が使うもの」
というイメージを持っていました。
実際に重宝してみると、少し違いました。
宅配食が減らしてくれるのは、調理時間だけではありません。
何を食べるか考えること。
買い物に行くこと。
食材を用意すること。
そうした細かな負担も減らしてくれます。
介護や子育て、仕事が重なる時期には、この差が意外と大きいのです。
全部を自分たちでやろうとしなくてもいい。
今なら、そう思います。
忙しいときほど、一つくらい手放していい
両親の介護と息子たちの受験。
どちらも、こちらの都合で時期をずらすことはできませんでした。
そこに仕事もあります。
当時は目の前のことを一つずつこなしていましたが、振り返ってみると、宅配食のようなサービスにずいぶん助けられていました。
食事そのもの以上に、
「今日はこれでいい」
と思えることがありがたかったのかもしれません。
家族のことで忙しくなると、自分たちの生活はつい後回しになります。
そんなとき、すべてをきちんとやろうとしない。
一つくらい便利なものに任せる。
介護を経験した今では、それも家族の生活を守る一つの方法だったと思っています。
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