50代になって、健康診断の数字を無視できなくなった

健康管理

若い頃は、健康診断の結果をそれほど気にしていなかった。

少し体重が増えている。

血圧が高い。

数字の横に印が付いている。

それでも、どこか他人事だった。

来年までに少し痩せればいい。

気をつければ何とかなる。

そんなふうに考えていた。

けれど、50代になった今は違う。

私は血圧と糖尿病で引っかかり、薬を飲んでいる。

もう「気をつけましょう」という段階ではない。

毎日薬を飲みながら、数字と付き合っていく側になった。

昨年、潜血検査で引っかかった

昨年の健康診断では、検便の潜血検査でも引っかかった。

2回のうち、陽性だったのは1回だけだった。

もう1回は何も出ていない。

体調にも変化はない。

私は、そのままにしてしまった。

大丈夫だろうと思いたかったのだと思う。

けれど、本当に大丈夫なのかという気持ちは、一年間ずっと残った。

普段は忘れている。

それでも、ふとしたときに思い出す。

あの結果を放っておいてよかったのか。

病院へ行くべきだったのではないか。

結果を無視することはできても、不安まで消すことはできなかった。

今年は何もなかった

今年の検査では、潜血は出なかった。

結果を見て、正直ほっとした。

ただ、それで昨年の判断が正しかったことになるわけではない。

何もなかったからよかった。

今回は、たまたまそう言えるだけだ。

50代になると、健康診断の数字は単なる通知表ではなくなる。

血圧。

血糖値。

体重。

腎臓や肝臓の数値。

一つひとつが、これからの暮らしに続いている。

長生きしたいだけではない

健康を気にするのは、ただ長生きしたいからではない。

まだ仕事がある。

家族のこともある。

これから始めたいこともある。

人生後半を考え始めたのに、体の事情で途中から選択肢を失いたくない。

若返ることはできない。

けれど、今より悪くしないためにできることはある。

薬を飲む。

食べる量を考える。

少し歩く。

検査結果を放置しない。

どれも地味なことばかりだ。

それでも、50代からの健康は、こうした小さなことの積み重ねなのだと思う。

今年は何もなかった。

その安心を、また数字を無視する理由にはしないようにしたい。

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