ネットショップを始める前に準備したもの|商品・写真・送料・口座

働き方・副業

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ネットショップは、サイトを作れば始められる。

私も最初は、そんなふうに考えていました。

けれど実際に始めてみると、店を開く前に決めておかなければならないことがいくつもありました。

何を売るのか。

商品をどこから仕入れるのか。

どこに店を作るのか。

写真をどう用意するのか。

送料はいくらにするのか。

売上を受け取る口座をどうするのか。

そして、売上や経費をどのように記録するのか。

家族で小さなネットショップを始めて3年。

振り返ると、高価な機材や大きな在庫よりも、こうした基本的な準備の方が大切でした。

最初に決めたのは、何を売るか

ネットショップを始めるなら、まず商品を用意しなければなりません。

当たり前のことですが、ここが最も難しいところでした。

自分が好きな商品と、実際に買ってもらえる商品は、必ずしも同じではありません。

最初の店では、季節ごとに売れそうな商品を幅広く集めました。

実際に売れる商品もありました。

しかし、店全体として何を扱っているのかが分かりにくく、繰り返し利用してくれるお客様は、なかなか増えませんでした。

商品数を増やせば売れると思い、仕入れを増やした時期もあります。

けれど、商品が多いことと、選ばれる店になることは別でした。

ネットショップを始める前に必要なのは、たくさんの商品を集めることではありません。

誰に、どのような商品を届ける店にするのか。

まずは、店の方向を決める必要がありました。

最初の仕入れ先はNETSEAだった

ネットショップを始めた当初、仕入れに利用したのはNETSEAでした。

最初はNETSEAだけを使っていました。

さまざまなジャンルの商品が掲載されているため、まだ店の方向性が固まっていない時期には、多くの商品を見ながら仕入れを考えられます。

ただし、仕入れ価格だけを見て商品を選ぶと、思ったほど利益が残らないことがあります。

私たちが確認したのは、主に次のような条件でした。

  • 最低注文金額
  • 仕入れ先ごとの送料
  • 一度に仕入れる数量
  • 販売価格との差額
  • 再入荷の見込み
  • 売れ残った場合の在庫金額

商品自体は安くても、送料を加えると利益がほとんど残らないことがあります。

反対に、送料を抑えるために大量に注文すると、売れなかった商品が在庫として残ります。

ネットショップを始めたばかりの頃は、利益を大きくすることよりも、少ない数量で販売して反応を見る方が安全でした。

現在は、扱う商品や店の方向性が固まり、スーパーデリバリーをメインに利用しています。

それでも、最初に商品を探し、卸仕入れの仕組みを知るきっかけになったのはNETSEAでした。

NETSEAで仕入れ商品を探してみる

ネットショップはBASEで作った

商品と仕入れ先を決めた後は、商品を販売する店が必要です。

私たちは、BASEを使ってネットショップを作りました。

ネットショップを始めた時点では、どのくらい売れるのか分かりません。

売上がない段階から毎月大きな固定費を払うことには、不安がありました。

BASEには、月額費用をかけずに始められるスタンダードプランがあります。商品が売れたときに手数料がかかる仕組みなので、小さく試したい私たちには始めやすいサービスでした。現在の料金や手数料は変更される可能性があるため、開設前に公式の料金表を確認する必要があります。

ただし、BASEで店を作れば、自動的に商品が売れるわけではありません。

商品を登録する。

写真を掲載する。

説明文を書く。

送料を決める。

注文が入れば発送する。

お客様からの問い合わせにも対応する。

店を作る作業よりも、その後の運営の方が長く続きます。

それでも、自分で一から販売システムを作る必要がなく、小さなネットショップを早く開設できたことは大きな利点でした。

BASEでネットショップを無料開設する

商品写真はスマートフォンで撮影した

ネットショップでは、実際の商品を手に取ってもらえません。

大きさや色、柄、質感を伝える役割を担うのが商品写真です。

最初から高価なカメラや撮影機材をそろえたわけではありません。

私たちは、スマートフォンを使って撮影しました。

できるだけ自然光が入る場所を選び、背景をシンプルにします。

必要だったのは、きれいな写真だけではありません。

商品の全体が分かる写真。

細かな柄や質感が分かる写真。

大きさが伝わる写真。

実際に使ったときのイメージが分かる写真。

一つの商品でも、複数の写真が必要でした。

写真を見たお客様が感じる疑問を、できるだけ減らす。

それが、商品写真の役割でした。

送料は商品価格と一緒に決めた

ネットショップを始める前に、特に悩んだのが送料です。

商品価格は考えていても、送料は後から決めればよいと思いがちです。

しかし、送料は利益に大きく影響します。

小さくて単価の低い商品では、商品価格に対して送料が高く感じられる場合があります。

一方、店側が送料をすべて負担すれば、売れても利益が残りません。

私たちは、商品の大きさや重さに合わせて配送方法を考えました。

ポスト投函ができるか。

追跡は必要か。

配送中に破損しないか。

梱包材を含めると、どのくらいの厚さになるか。

複数の商品を一緒に送れるか。

一定金額以上の購入で送料を無料にする方法もあります。

ただし、送料無料は送料が消えるわけではありません。

店側が負担しているだけです。

仕入れ価格、販売手数料、梱包費、送料。

すべてを計算して販売価格を決めなければ、売上が増えても利益が残らない店になります。

梱包用品も事前にそろえた

商品が売れてから梱包方法を考えていると、発送が遅れてしまいます。

封筒。

段ボール。

透明な袋。

緩衝材。

テープ。

宛名ラベル。

商品によって必要なものは異なります。

梱包は、商品を安全に届けるためだけのものではありません。

お客様が、店から届いた商品を最初に目にする瞬間でもあります。

私たちは、過剰に豪華な包装はしていません。

ただし、商品が乱れず、気持ちよく受け取ってもらえる状態は意識しました。

こうした小さな積み重ねが、レビューや再購入につながっていったのだと思います。

売上を受け取る口座を分けた

ネットショップを始める前に、売上を受け取る銀行口座も準備しました。

個人の生活費と同じ口座を使うこともできます。

しかし、店のお金と家庭のお金が混ざると、収支が分かりにくくなります。

いくら売れたのか。

いくら仕入れに使ったのか。

販売手数料や送料はいくらだったのか。

最終的に利益はいくら残ったのか。

事業用の口座を分けておくと、お金の流れを確認しやすくなります。

ネットショップの売上は、そのまま利益ではありません。

売上から、仕入れ代、送料、販売手数料、広告費、梱包費などが出ていきます。

店専用の口座を用意したことは、後の帳簿付けにも役立ちました。

開業届を出し、青色申告を選んだ

ネットショップを事業として続けるなら、商品を売る準備だけでなく、税金や帳簿の準備も必要です。

私たちは、個人事業の開業手続きを行い、青色申告を選びました。

青色申告を利用するには、開業届とは別に「所得税の青色申告承認申請書」を提出する必要があります。

現在、個人事業の開業届は、事業を始めた年分の確定申告期限までが提出期限と案内されています。青色申告承認申請書は、原則として青色申告を始めたい年の3月15日まで、新たに事業を始めた場合は、事業開始日から2か月以内です。(国税庁)

手続きの期限や制度は変わる可能性があるため、実際に提出するときは国税庁の最新情報を確認する必要があります。

青色申告と聞くと難しく感じます。

けれど、基本になるのは、日々の売上と経費をきちんと記録することです。

いつ、いくら売れたのか。

何をいくらで仕入れたのか。

送料や販売手数料はいくらだったのか。

広告費や梱包用品にいくら使ったのか。

こうした記録を残しておかないと、確定申告の時期に一年分をさかのぼって整理することになります。

小さなネットショップでも、最初から記録の方法を決めておく方が後で楽になります。

freee会計で売上と経費を記録した

私たちは、日々の売上や経費の記録にfreee会計を使っています。

ネットショップの売上。

商品の仕入れ。

送料。

販売手数料。

広告費。

梱包用品。

こうしたお金の動きを、できるだけ日頃から登録しています。

会計ソフトを使わず、自分で帳簿を作ることもできます。

ただ、私は会計の専門家ではありません。

ネットショップを運営しながら、複式簿記を一から理解してすべて手作業で管理するのは負担が大きいと感じました。

freee会計は、個人事業主の青色申告と白色申告の両方に対応しており、日々の取引記録から確定申告書類の作成まで行えます。

もちろん、会計ソフトを導入しただけで、すべて自動的に正しく処理されるわけではありません。

何を仕入れたのか。

その支出は何の経費なのか。

売上と入金額がなぜ違うのか。

自分で確認しなければならない部分はあります。

それでも、店の売上や経費を一か所で確認できるようになり、確定申告前の負担は減りました。

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開店前にすべてを完璧にする必要はない

ネットショップを始める前には、考えることがたくさんあります。

だからといって、すべてを完璧にしてから始めようとすると、いつまでも店を開けません。

私たちが最初に準備したのは、

商品。

仕入れ先。

ネットショップ。

商品写真。

送料と配送方法。

梱包用品。

売上を受け取る口座。

売上と経費を記録する方法。

このくらいでした。

実際に販売を始めると、想定していなかった問題も出てきます。

売れない商品。

利益がほとんど残らなかった商品。

撮り直した写真。

変更した配送方法。

使わなくなった梱包用品。

それらは、店を運営しながら一つずつ直していきました。

まとめ

ネットショップは、サイトを作るだけでは始まりません。

何を売るかを決める。

NETSEAで仕入れ商品を探す。

BASEで店を作る。

商品写真を撮る。

送料と梱包方法を決める。

事業用の口座を用意する。

開業と青色申告の手続きをする。

freee会計で売上と経費を記録する。

こうした地味な準備が、ネットショップの土台になります。

私たちは、最初にNETSEAだけを使って仕入れを始めました。

その後、店の方向性や扱う商品が変わり、現在はスーパーデリバリーをメインに利用しています。

最初から正解を選べたわけではありません。

店を作り、商品を販売し、お客様の反応を見ながら、少しずつ形を変えてきました。

ネットショップを始める前に必要なのは、完璧な計画ではありません。

まず、販売できる状態を作ること。

そして、売上だけでなく、経費と利益も確認しながら店を育てていくことです。

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