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50代になってから、新しいことを始める。
そう考えると、どうしても慎重になる。
大きなお金はかけたくない。
在庫も抱えすぎたくない。
会社を辞めて勝負するつもりもない。
それでも、給与以外に小さな収入源を持てたらいい。
私たちがネットショップを始めたのも、そんな大げさな話ではなかった。
実店舗を借りたわけではない。
社員を雇ったわけでもない。
自宅で扱える範囲の商品を仕入れて、BASEで店を作った。
始めてから3年。
今なら、50代が小さな商いを始める場所として、BASEは十分候補になると思っている。
理由は、簡単に稼げるからではない。
とにかく小さく始められるからだ。
DJ社長の「ちゃちゃっと作った」が妙に残った
以前、TikTokでDJ社長がCD販売について話している動画を見た。
レーベルもない。
レコード会社もない。
それでも、自分たちでCDを作って、自分たちで売った。
その中で、販売する場所について、BASEで「ちゃちゃっと作った」という趣旨の話をしていた。
この「ちゃちゃっと」という言葉が妙に残った。
音楽を売るなら、レコード会社が必要。
何かを売るなら、店が必要。
私たちの世代には、どこかそんな感覚が残っている。
でも今は違う。
売る場所そのものを、自分で作れる。
それも、昔のように大きな設備投資をしなくてもいい。
商品がある。
写真を撮る。
説明を書く。
販売ページを作る。
まずはそこから始められる。
レーベルがなくてもCDを売れる。
店舗がなくても商品を売れる。
改めて考えると、すごい時代だと思う。
50代は、始める前に考えすぎる
50代になると、失敗したくない。
これは自然なことだと思う。
若い頃とは違って、守るものがある。
住宅費。
子どもの教育費。
親のこと。
自分たちの老後。
だから、
もう少し調べてから。
もっと商品をそろえてから。
ロゴを作ってから。
仕入れ先を増やしてから。
ホームページを完璧にしてから。
そんなふうに、始める前の準備が増えていく。
でも、ネットショップを3年やって分かった。
始める前には分からないことの方が多い。
どの商品が売れるのか。
写真はこれでいいのか。
送料はいくらがいいのか。
どんな人が買ってくれるのか。
Instagramから本当に来てくれるのか。
全部、店を出してみて初めて分かった。
私たちも、最初からうまくいったわけではない
BASEでショップを作ったからといって、商品は勝手には売れない。
私たちも最初から順調だったわけではない。
最初の店では、商品は売れた。
でも、なかなかリピーターにつながらなかった。
そこで、始めて8か月ほどで方向を変えた。
商品を絞り、専門性のあるショップへ作り直した。
写真も変えた。
送料も考え直した。
Instagramも続けた。
広告を使って、売上は増えたのに赤字になったこともある。
仕入れすぎて、在庫が増えたこともある。
やってみて、直した。
またやってみて、直した。
結局、その繰り返しだった。
だから今は、
ネットショップは完成してから始めるものではなく、始めてから作っていくもの
だと思っている。
BASEのよさは、失敗しても直せること
BASEの一番のよさは、私にとっては機能の多さではない。
小さく始めて、あとから直せることだ。
商品を変える。
写真を変える。
説明文を変える。
送料を変える。
店の方向性まで変える。
最初から正解を当てる必要がない。
実店舗なら、そう簡単にはいかない。
店を借りれば家賃がかかる。
内装にもお金がかかる。
場所を間違えたからといって、すぐ移転できるわけでもない。
ネットショップなら、失敗の大きさを小さくできる。
50代が新しいことを始めるなら、これはかなり大きい。
→ BASEでネットショップを始めてみる
会社員を続けながらでも始められる
私は、ネットショップ一本で生活することを勧めたいわけではない。
むしろ50代なら、会社員の給与があるうちに小さく試した方がいいと思っている。
毎月の給料がある。
その安心を残したまま、自分たちで商売を経験する。
商品を仕入れる。
価格を決める。
売る。
発送する。
お客様から評価をもらう。
売上から原価や手数料を引く。
在庫が増えれば、現金が減る。
会社員をしているだけでは意識しなかったことを、ずいぶん学んだ。
月に数千円でも、1万円でもいい。
会社とは別の場所から、自分たちでお金を生み出す。
最初は、その経験だけでも意味がある。
売上が増えればいい、ではなかった
ネットショップを始めた頃は、売上ばかり見ていた。
今月はいくら売れた。
先月より増えた。
それが店の成長だと思っていた。
でも、実際にはそうではなかった。
仕入れ原価がある。
BASEの手数料がある。
送料がある。
梱包資材がある。
広告費を使えば、それも引かれる。
さらに在庫を増やせば、現金が商品に変わる。
売上が増えているのに、お金が残らないことがある。
小さなショップをやって、初めてキャッシュフローの大切さを実感した。
だから、始めやすいことは大事だけれど、
「簡単に店を作れる」
と
「簡単に利益が出る」
はまったく別の話だ。
それでも、始めなければ分からない
ここで、もう一度DJ社長の「ちゃちゃっと作った」という言葉に戻る。
私は、この軽さが大事なのだと思う。
雑にやれという意味ではない。
何も考えずに始めろという意味でもない。
ただ、小さく試せるものまで、完璧になるまで待つ必要はない。
一度やってみる。
売れなければ考える。
売れれば、なぜ売れたかを見る。
違えば直す。
今の時代は、それができる。
50代になると、どうしても経験が増える。
失敗例も知っている。
危ないことも分かる。
それは強みだ。
でも、その経験が、
「やらない理由」
ばかりを増やすこともある。
若い人の行動力を見ていると、そこは見習った方がいいと思う。
BASEは「稼げるサービス」ではない
BASEを使えば稼げる。
そんな話ではない。
店を作ることと、売れることは別だ。
商品。
価格。
写真。
送料。
集客。
接客。
リピーター。
結局、全部考える必要がある。
でも、売る場所を作るところで立ち止まらなくていい。
そこは大きい。
何か売ってみたいものがある。
実店舗を持つほどのお金はかけられない。
副業として、小さく商売を試してみたい。
そんな50代なら、BASEは候補の一つになると思う。
最初から大きく稼がなくてもいい。
まず一つ売ってみる。
そこから見える景色は、会社員だけをしていた頃とはかなり違う。
50代だから慎重になる。
それは悪くない。
でも、小さく始められる時代なら、慎重になりすぎて動かない方がもったいない。
「ちゃちゃっと作って、まずやってみる」
そのくらいの軽さを、少しだけ持ってもいいのかもしれない。
ネットショップの始め方や、実際に使っているサービスについては、こちらの記事にまとめています。
→ ネットショップを始める前に準備したもの
→ ネットショップの仕入れサイト3社を比較|3年運営して分かった連携の大切さ
→ BASE・STORES・Shopifyを比較|小さなショップに向いているのはどれ?
※DJ社長については、私がTikTokで見た動画の内容を記憶に基づいて紹介しています。
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