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ネットショップを開設したとき、画面の中に自分たちの商品が並びました。
店名が表示され、商品写真が並び、購入ボタンもある。
小さくても、自分たちの店ができた。
商品を増やしていけば、少しずつ注文も入るだろう。
最初は、そう考えていました。
けれど、現実は違いました。
商品がまったく売れなかったわけではありません。
それでも、開設から8か月で、最初の店をいったん潰すことになりました。
最初は季節商品を中心に扱った
最初の店では、季節に合わせた商品を多く扱っていました。
クリスマスやイベントの時期には目に留まりやすく、実際に売れる商品もありました。
注文が入るたびに、店が少しずつ育っているように感じました。
ところが、季節が終わると商品は動かなくなります。
一度購入してくれた人が、次も店を訪れる理由も十分にありませんでした。
その時期の商品を一つ買って、関係が終わる。
次の季節には、また別の商品を仕入れ、新しいお客さんを探さなければならない。
売上は立っても、店として何かが積み上がっている感覚がありませんでした。
商品を増やしても、店は育たなかった
注文が少ないと、品ぞろえが足りないのではないかと考えます。
もっと商品を増やせば、どれかが売れるかもしれない。
店も充実して見える。
そう思って仕入れを増やしました。
けれど、商品を増やした分だけ在庫も増えました。
何でも置いてある一方で、
この店は何を買うための店なのか
が、分かりにくくなっていたのだと思います。
商品一つひとつを売ることばかり考え、どんな人に何度も利用してもらう店なのかを考えられていませんでした。
8か月で、最初の店を潰した
開設から8か月ほどで、このまま続けても店は育たないと判断しました。
そこで、最初の店をいったん潰しました。
店名だけを変えるような小さな修正ではありません。
扱う商品。
店の見せ方。
狙うお客さん。
すべてを見直しました。
何でも置く雑貨店をやめ、繰り返し購入してもらいやすい商品に絞った専門店として、ほぼ一から作り直したのです。
商品を増やしたのではありません。
むしろ、扱うものを減らしました。
何が売れそうかではなく、
誰に、何度も買ってもらう店にするのか
を先に考えました。
現在の店の土台は、この8か月目の決断から始まっています。
専門店にしてからInstagramを始めた
専門店として再出発したあと、店を知ってもらうためにInstagramを始めました。
店の軸が決まったことで、発信する内容も明確になりました。
新商品の入荷。
商品の使い方。
柄や色の組み合わせ。
専門店だからこそ伝えられる情報。
ただ、始めたばかりの頃は、ほとんど反応がありませんでした。
投稿しても見られる人数は少なく、ショップへのアクセスや注文にも、すぐにはつながりません。
それでも、写真や文章を変えながら、投稿を続けました。
Meta広告も使って店を知ってもらった
普段の投稿だけでは届く人数に限界があったため、Instagramを中心にMeta広告も使いました。
広告を出すと、投稿を見てもらえる人数は増えます。
ショップへのアクセスが増え、注文につながることもありました。
ただし、広告を出した分だけ利益が増えるわけではありません。
売上が増えても、広告費を差し引くと利益がほとんど残らないこともあります。
広告だけに頼るのではなく、知ってもらうきっかけとして使いながら、日々の投稿も積み重ねました。
フォロワーが1,000人を超えた頃から、少しずつ集客の効果を感じるようになりました。
新商品を投稿すると、ショップへのアクセスが増える。
紹介した商品が売れる。
入荷を待ってくれる人が現れる。
Instagramが、店への入口として機能し始めたのです。
先に店の軸を決める必要があった
Instagramや広告を始めれば、どんな店でも売れるわけではありません。
何を扱う店なのかが曖昧なままでは、投稿を見ても店の特徴が伝わりません。
私たちの場合は、最初の店を潰し、専門店として作り直した後だったからこそ、発信する内容がまとまりました。
集客方法を考える前に、
- 誰に買ってほしいのか
- 何を扱う店なのか
- 一度買った人が戻る理由があるか
を決める必要がありました。
最初にぶつかった壁は、ネットショップの操作方法ではありません。
店を開くことと、選ばれる店を作ることは別だったという現実です。
開設は、店づくりの入口にすぎなかった
ネットショップを開設した日は、店が完成したように感じました。
今振り返ると、あの日は入口に立っただけです。
最初の店は、8か月で潰しました。
けれど、その失敗があったからこそ、商品を絞り、専門店へ作り直すことができました。
その後にInstagramを始め、Meta広告も使い、少しずつ店を知ってもらえるようになりました。
ネットショップは、開設しただけでは売れません。
必要なのは、商品を増やすことだけではありませんでした。
誰のための店なのかを決め、何も起きない時期にも発信を続けること。
それが、最初の店を潰して初めて分かったことです。
ネットショップは開設後の集客が必要ですが、まず店を作らなければ始まりません。私たちは、固定費を抑えて試せるBASEから始めました。
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